新規にRubyコミュニティ活動に参加した人を正当に評価し、Rubyの普及と利用促進を図るため、
2013年に「Ruby Prize」と称するRubyコミュニティの「新人賞」を創設しました。
この「Ruby Prize」は、
・Rubyアソシエーション
・日本Rubyの会
・松江市
の3者による実行委員会が開催します。
Ruby Prizeの受賞者とノミネート対象者(1~2名)は、11月13日(木)・14日(金)に島根県松江市で開催する、RubyWorld Conferenceに招待して表彰します。
なお、RubyPrizeの受賞者には副賞として100万円が授与されます。
詳細は下記のサイトをご覧ください。
http://www.ruby.or.jp/ja/news/20140627.html
【Ruby Prize 2014 開催趣意書】
Rubyはオープンソース・ソフトウェアとして世界中で使われるようになりましたが、ここまで発展してきたのはRubyを開発する人、Rubyを使う人、またRubyを広める人などから構成される「コミュニティ」の存在が欠かせません。志を同じくするものの集まりであるこのコミュニティはオープンソース・ソフトウェアが成長するために不可欠な存在です。
しかし、コミュニティとひとことで言っても、なにか具体的な組織や団体が存在するわけでもありません。Rubyに興味・関心を持つ人がなんとなく集まって存在する曖昧で抽象的な存在でもあります。
結局はコミュニティと言ってもなにも具体的なものは存在せず、思惑も背景も異なる個人個人の集まりであるということです。
オープンソース・ソフトウェアを支えるコミュニティがより強く堅実な存在になるためには、このひとりひとりに注目して強めていくことが肝要です。そこで昨年来RubyPrizeと銘打ったRubyコミュニティの「新人賞」を創設しました。RubyPrizeは、直近2,3年に顕著な活動実績や功績を有する「個人」を表彰するものです。
受賞者の選考は、本賞のために組織したRubyPrize会員からの推薦と、一般からの推薦によって行います。
表彰はRubyWorldConference 2014の会場で行います。また、受賞者には副賞として、RubyPrizeスポンサーとしてご協力いただく松江市から賞金が授与されます。
Rubyコミュニティの発展と、頑張った人が報われる環境の育成のため、RubyPrizeをよろしくお願いします。
Ruby Prize 実行委員長 まつもと ゆきひろ
Ruby Prize 2014 推薦基準について
1) 推薦対象の基本的なイメージは上記の「開催趣意書」のとおりです。
2) 推薦対象は、直近2、3年に顕著な活動実績や功績を有する個人のみとし、法人やグループは対象としません。
※推薦者1人につき複数名の推薦を可能とします。
※なお、Ruby Prize 2013 受賞者「近永智之氏」については対象外とします。
上記の「申込む」ボタンを押して、「Ruby Prize」の受賞に相応しいと思われる方を推薦してください。